- Blog記事一覧 -腰痛の話①
皆さん、こんにちは。まだまだ寒い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。
あまりに寒くて、ついつい縮んだ姿勢になり、腰痛になってしまった・・・。なんて方はいらっしゃいませんか?
今日は、腰痛についてお話させていただきたいと思います。
一言で「腰痛」と、まとめられていますが、腰痛を大別すると2つに分けることができます。
①レントゲンやMRI等、画像診断で異常が認められる「特異的腰痛」
②画像診断では異常が認められない「非特異的腰痛」
なんと腰痛を訴えられる方の85%がこの「非特異的腰痛」なんです。「腰痛の85%が原因不明である」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、画像所見では異常が認められないので、原因の特定が難しいからなんです。
非特異的腰痛は、姿勢が悪い・運動不足・長時間の同一姿勢・肥満などの体形の問題・ストレス・・・。など様々な要因が考えられています。
ここでちょっと疑問。ストレス・・・?腰痛に関係あるの?
ということで調べてみました。
脳には必要以上の痛みを感じないように、痛みを和らげる機能があります。脳内のβエンドルフィンという物質が作用し、痛みを小さく感じさせます。しかしストレスがあると、このβエンドルフィンの放出量が減少し、痛みを強く感じるようです。
・・・ストレスってやっぱり侮れませんね。
この「非特異的腰痛」は、手術をする必要がないので運動療法が治療のメインになります。
よく「腰痛には腹筋を鍛えろ!」「体幹筋を鍛えれば腰痛は消える!」といった本を目にします。
なぜ、腰痛には体幹筋なのか?ということを次回、お話させて頂きたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
加藤でした!