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成人の記事一覧

豊島区管弦楽団第95回定期演奏会

2023.05.10 | Category: 成人

先日5/5こどもの日は、当センターを利用されている利用者様(以下A様)が所属されている豊島区管弦楽団の第95回定期演奏会でした🎻

東京芸術劇場にて行われた演奏会は、コロナ禍にて自粛されていたこともあり、この日を心待ちにされていた大勢のファンの方々が来場されておりました✨
私も上の階まで着席されている来場者の多さにとても驚きました😱
A様は、脳卒中による片麻痺の症状がみられましたが、演奏会でピッコロという楽器を演奏するために懸命にリハビリを行ってきました。
指の動きが滑らかに動かないため、指でピッコロの穴をふさぐ際に、1箇所ふさぎたいのに2箇所ふさいでしまうなど、音がダブって聴こえてしまう状況がみられておりました。
しかしながら、利用者様の粘り強い努力により、リハビリをするたびに指の動きの滑らかさが増していきました🖐
演奏会1週間前に利用者様より「今日くらい吹けたらいいな」というレベルまで回復され、私も一生懸命サポートさせていただきました😄
本番は、楽屋でリハビリ後に指の動きが見える席で観覧させていただき、滑らかな指の動きで演奏されている姿や楽団の演奏の素晴らしさにとても感激いたしました✨✨✨
本当にお疲れ様でした🌟
こちらは、A様のコメントです。
この度は多くの方々の支えと励ましのおかげで無事にオーケストラ復帰を果たす事ができました。とりわけ直前までケアをして下さった佐藤先生には感謝の気持ちで一杯です。
満点とは言えない演奏内容でしたが、今後につながる良い感触が得られたので更に精進して参りたいと思います。
マーラーが命を削って作曲した9番という大曲で、指揮者.奏者.聴衆と一体となった時間は生涯忘れられないものとなり、その瞬間に立ち会っていただけたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。
豊島区管弦楽団 伊藤啓子
演奏会終了後は、A様とリハビリ病院にてリハビリを担当されていた先生達と私で記念撮影をしました😄
次は、9月の演奏会に向けて、フルート演奏のリハビリを担当させていただきます✨
※写真掲載につきましては、ご本人様と楽団様の許可をいただいております。
素晴らしい演奏を披露していただいた豊島区管弦楽団の皆様
豊島区管弦楽団様の演奏会は、大変素晴らしくとても感激いたしました✨
ありがとうございました✨
これまでクラシックコンサートに行ったことのない私でしたが、今回を良い機会にクラシックコンサートに行ってみようと思いました♪♫♬

 

だるまリハビリセンターでは、利用様の「やりたい!」という想い・希望を叶えることを大切にしています。

お困りのことがありましたら、是非ご相談下さい。

お問い合わせはこちら

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

佐藤でした😀

演奏会に向けて2 part2

2023.05.04 | Category: 成人

 

 

東京芸術劇場で行われる豊島区管弦楽団のクラシック演奏会が3日後に迫り、リハビリ後にブログをご覧になられている方々に向けて特別に1曲演奏をしていただきました。

こちらの曲は、演奏会で披露していただく曲とは異なりますが、心が癒されるとても良い曲ですので是非お聴きいただければと思います。

 

前回のリハビリ前の映像と見比べても指の動きがだいぶ滑らかになっていますね。

私も演奏会が楽しみです!

 

だるまリハビリセンターでは、利用様の「やりたい!」という想い・希望を叶えることを大切にしています。

お困りのことがありましたら、是非ご相談下さい。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

佐藤でした😀

車いすから杖での生活に・・・。笑顔で当センターを卒業!

2023.05.02 | Category: 成人

今日は、当センターを卒業された利用者さまのご報告をしたいと思います。

担当の佐藤によりますと、ご利用者様は頚椎症性脊髄症を発症され、

「左半身が動かしにくい」「右半身が痺れる」との訴えがありました。

日常生活は、介助でトイレに車いすで行くのがやっとで、ベッド上の座位でも恐怖心をお持ちでした。

本人の希望は、杖で屋内外で歩行ができるようになること、

歩くことができるようになってお孫さんの面倒を見たいと話されていたそうです。

 

【リハビリ開始時のご様子】

ご自分で立ち上がりが難しく、介助で車いすからベッドに移乗されていました。

 

目標を

①車いすレベルでのトイレ自立

②キャスター付き歩行器で歩行自立

③杖歩行の自立

と段階付けてリハビリを進めました。

 

そして・・・。

2年間のリハビリで歩行器歩行が自立となり、車いすを卒業されました!

2年5が月が経った現在では、近位見守りで4点杖・T字杖での歩行が可能となりました。

さらには、杖なしの独歩の練習も可能となりました。

 

歩行以外にも、今自宅でされていることとして、

・昼夜のトイレがキャスター付き歩行器使用で自立

・キャスター付き歩行器で洗濯物を運んで干す

・食事後の食器洗い

と、立位でご自分ができる家事をなさっています。

 

目標であった杖歩行を練習できるようになり、

この度、当センターを卒業なさいました。

本当にお疲れさまでした!

 

【担当セラピストよりコメント】

当センターに来た頃は足に力が入らず、立ち上がりもうまくできず

本人、ご家族様ともに困ってらっしゃいました。

ケアマネージャー・訪問リハビリのセラピスト・デイのスタッフの皆さんと連携を取り、日々の変化や目標を共有しながらリハビリをすることで、ご家庭での車いす生活を卒業するに至ることができました。大変嬉しく思います。

時折、「もう無理!」と弱音が出てしまうこともありましたが、それでも諦めずに一生懸命リハビリに取り組まれていた姿がとても印象的でした。

当センターでのリハビリだけでなく、日常の過ごし方・自主トレの進行状況など、ご家族・ご本人様が必死に取り組んでいた様子が大変懐かしく思います。

ご卒業おめでとうございます!

 

だるまリハビリセンターでは、利用様の「やりたい!」という想い・希望を叶えることを大切にしています。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

加藤でした。

楽団の演奏会に向けて

2023.04.25 | Category: 成人,未分類

今日は当施設をご利用いただいている利用者様のリハビリのお話と演奏会のお知らせをしたいと思います。

今回ご紹介させていただく利用者様は脳卒中を発症され、右片麻痺の症状があります。

楽団に所属されており、ピッコロという楽器をスムーズに吹けるようになりたいと当センターをご利用して下さっています。

5月5日に東京芸術劇場で演奏会があり、本番に向けて頑張ってらっしゃいます。

 

担当の佐藤によりますと、当施設でのリハビリ開始時はピッコロのキイを押さえにくそうにされている様子があったとのことでした。

演奏されている姿勢も、左のつま先を上げて、左の股関節を引き込んで姿勢を安定させているように見えます。(写真1参照)

背中も少し丸くなっていますね。

麻痺側である右の座面でうまく姿勢を支えられていないので、右手の指がスムーズに動かせていない状況でした。

写真1

(※写真の掲載にあたり、ご本人の許可を頂いております)

リハビリでは、まず右下肢の治療を行い、しっかりとした座位が取れることを目指したそうです。(写真1)

写真1

 

そして指をスムーズに動かすために、腕の動きの土台となる肩甲骨もとても重要です。

肩甲骨のほとんどは筋肉で支えられています。肩甲骨周りの筋肉もしっかりと働くように促通しています。(写真2)

写真2

そして、前腕や手関節・手指など末梢の動きも促通しています。(写真3)

写真3

 

そしてこちらがリハビリ後の演奏されているお写真です(上記の写真とは別日の写真です)

以前よりも右座骨でしっかりと支えて座っておられ、背筋もまっすぐです。

真っすぐ座ると、肩甲骨周囲筋も働きやすくなり、指先がスムーズに動かしやすくなります。

 

こちらがリハビリ前の演奏の動画です。音にご注目!

動画の7秒、14秒、20秒のあたりで指がスムーズに動かず、キイを押さえにくいので、音が引っかかっています。

 

次の動画がリハビリ後です。

リズムの乱れや音の割れもほとんどなく演奏されています。

指先の動きも滑らかですね。

 

ピッコロがスムーズに演奏できるようになったら、次はフルートに挑戦されるそうです!

楽しみですね!

 

ご利用者様も出演される演奏会のチラシです。

ご興味がある方は是非足を運んで見てください★

だるまリハビリセンターでは、利用者様の「やりたい!」という想い、希望を叶えることを大切にしています。

お困りのことがありましたら、是非ご相談ください。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました★

加藤でした。

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